今の会社のお給料だけでは不安。お金をもう少し稼ぎたい人へ
正社員だけど、もう少しお金があればと思うことがありますよね。とはいえ、お給料が上がる見込みがあまりない、実際に上がるのかも分かりません。最近では残業をしても残業代が出ない会社や、賞与の無い会社もちらほら。大手企業が生涯雇用は難しいとの意見を公表し始めている昨今、本業以外での収入源を探し始めた人々も増えてきました。今回ご紹介するのは、副業としてフリーランスをするためにおすすめなスキルを具体的にご紹介します。
フリーランスの副業にはどんなお仕事があるの?
副業をするにはどんなお仕事があるか、すぐに思いつきますか?
多くのウェブサイトやブログでは「自分の好きなことを仕事にしよう」といった、わりとモヤっとしたアドバイスを目にします。
もちろん好きなことを仕事にできたら最高ですし、実際に好きなことをしてお金がもらえるなら、そっちを本業にしたいくらいですよね。
でも現実はそう甘くありません。現実は「自分が好きなこと」以上に「お金を払ってでもお願いしたいこと」に対して給料が発生するもの。ですから、まず最初に「自分がお金を払ってもらってでもお願いされるようなスキルがあるか?」をチェックしてみましょう。
私が個人的に考える、個人で稼ぐのにすぐに使えるスキルは次の通りです。
- 翻訳スキル(英語、中国など)
- Webサイトのデザイン〜構築スキル(HTML、CSS、Wordpressなど)
- グラフィックデザインスキル(チラシ、パッケージを自分で作れるレベル)
- 写真撮影のスキル
上記の5つのスキルは、友人、知人に小さなビジネスをしている人がいれば、特に営業をかけなくてもポンっとお仕事が入ってくることが結構あります。
ポンっと入ってきたお仕事をこなして気に入ってもらえば、継続的に注文をいただけることも多いですし、人とのつながりで新しい仕事を紹介してもらえることも期待できます。
本業であれば生活費を稼ぐために必死になる必要がありますが、月に1〜2万を稼ぐ程度の副業であれば営業をせずとも、受けた仕事を丁寧に行うだけで自ずと仕事が繋がっていく、というのは珍しいことではありません。
まだそんな技術が無いという人へ
とはいえ、上記で述べたスキルは誰もが持っている技術ではありません。
翻訳スキルは留学経験やかなりの言語力が必要ですし、デザインスキルも本職がグラフィックデザイナーとかでなければなかなか手が出しにくいでしょう。
そんな方へ私がおすすめするのは今はスキルが皆無でも「がんばってグラフィックのデザインソフトのスキルを最低限身につける」ことです。
副業にデザインスキルが向いている理由
なぜ私がこんなにもデザインスキルと私がおすすめするのかというと、
独学でも割と手に入れやすい技術であること
誰でもできる技術では無いのでお金が発生しやすいこと
ということに理由があります。
タイピングやライティングなどはお金をもらうほど希少性が無い
いろんなブログや動画などで、「副業で特別なスキルが無い場合、タイピングやライティングの仕事をクラウドファウンディングで受けると良い」というようなアドバイスをしている人がいますが、私はその方法は全くおすすめしません。
なぜなら、タイピングやライティングはある意味、あなたで無くても、誰でもできることだからです。
誰でもできることであれば、何故わざわざ実績のない未経験のあなたにこの仕事をお願いするのでしょうか?理由は一つ、安いからです。
想像してみてください、あなたがもし、仮にライティングのお仕事を誰かにお願いする場合、それなりに良い報酬でお仕事を頼むとしたら、どんな人にお願いをしたいですか?
おそらく、
ライティングのスキルがあると信頼のできる知り合い
もしくは
実績のあるライターさん
この2択になると思います。
ということは、ライティングの未経験で実績の無いあなたにインターネットを通して良い報酬でお仕事をくださる方は、まず皆無。
そして、ライティングスキルがあると信用してくれる知り合いは、あなたのライティングを見たことが無いとそんな信頼も生まれませんから、実績が無いと、結局のところそのような知り合いが現れることも皆無なのです。
そんな状態であなたに仕事を頼んでくれる人の仕事内容というのは「これならいっそ断れば良かった。」と思うほどの低収入で時間のかかる仕事を受けることになるパターンが非常に多いのです(もちろん、そうで無いこともあるとは思いますが、やはり割に合わない仕事がきてしまうことは覚悟して挑む必要があります。)
デザインソフトを使ったスキルであれば実績が無くても仕事がもらいやすい
チラシやポストカードのデザインスキルであれば、知り合いのお店のイベントや、ハンドメイドをオンラインショップで売りたいという方のパンフレットやアクセサリーの台紙など、ちょこっとしたお仕事が入ってきます。
これが、結構需要が高く、例えば子どもの幼稚園のバザーのチラシをボランティアで作ったのをきっかけに話がきたり、友人の結婚式の招待状制作を手伝ったのをきっかけにお話が舞い込んだりと、結構後を断ちません。
自分から進んで「やります」と言った場合は、無報酬となってしまいますが、向こうからお仕事がきた場合はもちろん報酬付きでやって全然OKです。相手も常識のある人であれば多少の報酬はお支払いする前提でお話を持ってきてくれます。
法人では無く個人レベルで持ってきてくれるお話なので、仕事の種類によって報酬が数千円から始まる場合が多いですが、仕事をしているうちに作業にも慣れてきますし、どれくらいの金額をもらえば割にあう仕事になるかがわかってくるので、まずはデザインソフトツールのスキルを身につけることを目標にすると良いでしょう。
これから稼ぐスキルを身につけたい人におすすめなスキル4選
さて、そんなわけで、私がおすすめするデザインスキル。
ではお金を稼ぐために必要な具体的なスキル、というかソフトフェアとツールを簡単にお伝えします。
下記4選はこの中の1つでも身につければ副業にすることができるというスキルです。
人によって合う合わないはあると思いますが、1つ試して合わなければ次に移る、という気持ちで良いと思いますし、逆に全部使えると、スキルによって副業の幅が広がるのでより稼ぎやすくなります。
では見て見ましょう。
Adobe Illustrator
いきなり英語表記です。
デザインソフトの「アドビ イラストレーター」です。
一般にイラストレーターと呼ばれる有料のソフトウェアで、パンフレットやチラシ、またブランドや会社のロゴを作ったりするのに使用します。
これ一つさえ使えれば、正直、名刺作成やパンフレット、チラシの作成ができますので、すぐに印刷物のお仕事を受けることができます。
デザインに自身が無い方でも名刺などのシンプルな印刷物であれば、参考になるレイアウトやデザインの名刺を見つけ、そのデザインを真似すれば結構良い仕上がりになります。
何より依頼する方は自分で好きなようにカスタマイズ出来ることに喜びを感じますので慣れていない状態でも一生懸命やってみるとすごく感謝されることも多いです。
Adobe Photoshop
次は「アドビ フォトショップ」です。
こちらもイラストレーターと似ていてパンフレットやチラシを作ることの出来るソフトですが、イラストレーターとの違いは写真加工に特化しているという点です。
使い方もイラストレーターと多少違いますが、どちらでも名刺、パンフレット、チラシを作ることができます。
ポイントはフォトショップの場合は暗く写ってしまった写真を明るくするなどの加工が出来ますが、イラストレーターだとそれが出来ません。
なので、お願いされる仕事が写真を多く使うものや、元々写真が趣味という人はフォトショップからスタートするのがおすすめです。
写真撮影
次が写真撮影です。
今ではデジタル一眼レフが安くなり、クオリティも上がっているため、趣味で写真を撮る方もいらっしゃると思います。もしあなたがデジタル一眼レフを持っているのであれば、写真撮影の仕事を受けることが出来ます。
例えば、知り合いのお店の商品や店内写真の撮影など、「自分では写真を取れないけど、プロに頼むと高そうだし、プロにお願いするほどでも無い。誰に頼んだら良いかわからない。」という人は意外と多いものです。
そこまですごい写真である必要は無いけど、自分がとった写真では酷すぎる、といった場合にちょっと良いカメラを持っている人の撮影で十分ということもあります。
最初のうちはあまり高い報酬は望めないことも多いですが、実績を積んで仕事が繋がってきたり、フォトショップで加工が出来るようになれば、ちゃんとしたお仕事としての報酬も期待できるでしょう。
Webコーディング
Webコーディングは上記3点よりもとっつきにくいですが、とっつきにくいからこそお金になりやすく、更に頑張れば独学でもいける上に、報酬が数万円単位から期待が出来るスキルになります。
「ホームページを作りたいけど、自分では難しくて作れない。制作会社にお願いすると高すぎてお願い出来ない。」
「今はFacebookとブログをやっているけど、あまりカスタマイズ出来なくて気に入っていない。」
といった悩みを感じている小さな企業さんも少なく無いです。
デザインは大まかイメージが出来ているけど、Webサイトにする技術が無いという仕事を受けている知り合いが結構います。簡単なHTMLやCSSの知識でも、知っているか知っていないかで対応出来ることがかなり変わるのでお仕事に繋げやすいスキルです。
楽して稼げる訳では無いけど、ちゃんと稼ぐことが出来ます
いかがでしたか?
上記のスキルのうち1つでもあれば、自分のスキルで稼ぐことが出来ます。
もちろん楽ではありません。多少の努力は必要ですし、最初のうちはとても大変でしょう。
でも初めての経験というのはなんだって大変なもの。
慣れていくうちにそれなりに割にあう報酬に感じてくるでしょうし、経験を積むごとに割の良い仕事に変わっていくはずです。
副業なので、最悪、辛ければ失っても良いくらいに考えながら、楽しみつつ初めてみてはいかがでしょうか?(注意:お仕事を頼んでくださった方へはもちろん、ちゃんと責任を果たさなければなりません。でも本業よりは、リラックスした状態で向き合える仕事にしやすいと思います。)
最後まで読んでくださりありがとうございます。