こんにちは、メリ子です。
タイトル通り、昨日、生まれて初めて臨床心理士さんにカウンセリングというものを受けてきました。
その時のお話をシェアします。
カウンセリングを受けようと思った経緯
どうして私がカウンセリングを受けることにしたのかの経緯を少しお話します。
このブログでも少しお話ししたことがありますが、私は大学を卒業して初めての会社がデザインの会社がブラック企業でした。
結構な過労状況に4年耐え、その後半年間お休みをとり、次は事務職として就職。ところがそこでも過労状態になり、また退職。
その後5ヶ月お休みをとり、職業訓練校に入り、退職して約1年たって今に至ります。
過労の原因は企業側だけでなく自分自身にもあるのではと思った
正直にいうと、私が経験した2社はどちらも元々ブラック企業体質だったように感じます。
1社目は私が2人目の正社員でしたが、私の前に正社員になった先輩は、その運営体制をみて早々にやめてしまいました。
2社目は完全に長年にわたるブラック体質。周りの社員もわかっちゃいるけど上司の意見が強すぎて、ブラック体質が改善できない現状がありました。
とはいえ、辛い職場の分、互いにいたわりあう人々が集い、職員同士の絆も強かったため私は今でもこの職場のことが好きです。
おそらく1社目で体が動けなくなるまで消耗する経験がなければ頑張っていたんじゃ無いかな?と思います。
会社側に問題があったとはいえ、2社連続でブラック企業にはいり、体が動けなくなるまで働いてしまう自分自身も何か問題があるのでは無いかと感じていました。
そんな中、私の様子を母から聞いていた医療関係の仕事をしている兄から「次の仕事をスタートする前に心理カウンセリングを受けてみてはどうか。」というアドバイスがありました。
私が無職でお金も無いだろうから必要があれば、費用は全額負担するとまで言ってくれました。
初めて受けたプロのカウンセリングで感じたこと
カウンセリングを受けたいけど、どこに行ったら良いかわからない私に、兄が心療内科ではなく臨床心理士が運営するカウンセリングセンターを紹介してくれました。
昨日初めてそちらに行き、初回は無料で50分、自分自身の現状の説明と今後のケアのお話をしに伺いました。
何も言わずにただ聞いてくれる
自分で言うのもおかしな話ですが、私はパッと見は明るくて、鬱っぽい感じがありません。でも自分自身の中に健康では無い心理状態があり、それが生活に現れてしまい、肉体的な健康も害してしまう状態になっていることを伝えました。
カウンセリングを受けて驚いたことは、臨床心理士の先生が一切私の話しに賛成も否定もしたかったこと、そして私に対するイメージや印象すら語らなかったことです。
今まで話したことのある人間はほとんどが「へー、そんな風に見えないのにね。」とか「メリ子さんがそういう悩みがあるなんて意外。」など私に対するイメージを添えてくる人が多かったように感じます。
そして、個人的にはその私にたいするイメージが良くても悪くても、なんとなく寂しい気持ちになってしまっていました。
「私のことをイメージで語らないでほしいな」
と思ってしまっていました。
なので、何も言われずにただ話を聞いてもらえることが、こんなに気持ちが良いものかと地味に驚きました。
私も結構、人に対して良いコメントを語ってしまう癖がありましたが、実際には否定もせず、肯定もせずに聞いてもらうことが一番だなぁと学びました。
テンプレのように出てくる「辛かったですね。」
そして、これは予想範囲内でしたが、一通り私がカウンセリングを受ける決心をするまでの経緯を話すと、テンプレのようにカウンセラーさんから
「そうですか。。それは、辛かったですね。」
「大変だったでしょう。」
「よくそこまで耐えましたね。」
と深刻そうな顔で言われました。
。。
。。。
正直、それが笑えました。(ヲイ)
小芝居見てるみたいでちょっと笑えた
なんというか、私は天邪鬼なのでしょう。
「そうですか、、、それは辛かったですね。。。」
って言われても
「絶対思ってないでしょ。」
って思ってしまいます。
正直言えば、私程度の苦労なんてそんなに大したことでは無いと思っています。
むしろこんな私の状況を理解して、寄り添ってくれる家族がいるだけ、私はとても恵まれている人間です。
正直言えば、心理カウンセリングを受けられる人って、ほぼ全員恵まれた環境に生まれていると思います。
綺麗で、整っててた環境で、安く無い金額を払って話を聞いてもらえる。
そして、自分の意思で自分の気持ちを伝えられる。
「そんな辛いはずない。」
というのが当事者の私の感想です。
精神病棟に強制入院させられる知人が3名ほどいますが、彼女たちは、状態が悪くなると、意思疎通もできなくなります。
家庭環境や育ってきた環境も様々で、途中で気がついて相談出来る環境があればここまでにならなかったんじゃ無いかと、思ってしまいます。
そう思うと、私の恵まれた環境。辛がってる場合ではありません。
辛くは無いけど、改善した方が良い点が大いにある。
というのが、私の現状には合致しています。
それは心理カウンセラーの先生だってわかっているでしょうと思っていました。
臨床心理士は国家資格ですから、頭良いですからね。
なので「辛かったですねぇ。」というテンプレみたいなセリフは4回言われましたが、とりあえず全部スルーしました。(この辺が私の性格に難あり)
今後2週間に1回カウンセリングを受けることに
1回目のカウンセリングでは今後のサポートの受け方を決めました。
「テンプレ辛かったですね」をスルーしたモノの全体的には良いと思ったので、就職でお引越しとかが発生しない限りは続けることに。
ペースとしては2週間に1回のペースでカウンセリングに通います。
経済的にも週1では負担が大きいので2週間に1回くらいが良いペースかと思います。2週間に1回でも多く感じたら1ヶ月に1回に変更も可能とのこと。
内容としてはどんな考え方をするか、みたいな事を学びつつ新しい職場でも自分自身の感情や思考をコントロールすることによって働きすぎとか、ストレス溜め込みすぎ問題を改善する事を目標にするそうです。
なんとなく、楽しそう。楽しみです。
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